しらたきとマクドナルド

全国の先生方、日々の教育活動お疲れ様です。 給食の時間は、子どもたちにとって楽しみな時間であると同時に、食に関する知識や興味を広げる絶好の「生きた教材」の場でもあります。

今回は、兵庫県T市立F小学校で実際に放送され、教室を笑いと学びで包んだ食育放送の台本をご紹介します。 テーマは**「しらたきと糸こんにゃく」**。

一見地味な食材から、「地域による呼び方の違い」へと話を広げ、最後はALT(外国語指導助手)を巻き込んでネイティブ発音に挑戦するという、社会科×英語科×食育の教科横断型プログラムです。

また、本校のユニークな取り組みとして、**音声読み上げソフトを活用したAIロボットキャラクター「オーレン」**が登場します。低学年の子どもたちが「本当にロボットがいる!」と目を輝かせるような演出の工夫も併せてご覧ください。


しらたきとマクドナルド

登場人物:

  • T、Y、Z(給食委員の児童)
  • 音声AIのオーレンさん(お姉さんキャラ)
  • ALTのアリエル先生

T: みなさんこんにちは、給食委員のTです。

Y: 同じくYです。二人合わせて……

T・Y: TちゃんとYちゃんです!

Z: そのままやん。

T・Y: いいのいいの!

T: ではZくん、メニュー紹介をお願いします。

Z: 今日のメニューは、地元の特別栽培米ごはん、牛乳、棒ギョウザ、しらたきのチャプチェ、中華スープです。今日の話題は「しらたき」です。

T: しらたきって、このつるつるしてるのだよね。

Y: あれ?うちではこれ「糸こんにゃく」って呼んでるけど、違うものなの?

Z: うーん、白いのがしらたきで、黒いのが糸こんにゃくかな?

Y: 「白い滝」だから「しらたき」!きっとそうだよ。

Z: 謎だね。詳しい人に聞いてみよう。オーレンさーん!

全員: オーレンさん、教えてー!

(SE:起動音「ピロリロリン♪」)

オーレン(AI音声): 『ハイハイ、コンニチハ。ワタシハ、ナンデモシッテイル、AIロボットノ、オーレンダヨ。』

T: オーレン、しらたきについて教えて!

オーレン(AI音声): 『シラタキハ、カタマルマエノ「コンニャク」ヲ、ホソイアナカラオシダシテ、オユデカタメテツクルンダ。ソノスガタガ、シロイタキノヨウニミエルカラ、ツイタナマエナンダヨ。』

T: じゃあ、糸こんにゃくは?

オーレン(AI音声): 『イトコンニャクハ、ムカシハ、イタコンニャクヲ、ホソクキッテイタカラ「イトコンニャク」トヨンデイタンダケド、イマハ、ツクリカタハ、シラタキトイッショナンダヨ。ジツハ、**カントウデハ「シラタキ」、カンサイデハ「イトコンニャク」**トヨブコトガオオインダ。』

Z: なるほど、地域による呼び方の違いだったんだね!ありがとうオーレン!

オーレン(AI音声): 『ドウイタシマシテ。』

T: そういえば他にもあるよね。マクドナルド、関西では「マクド」だよね。

Z: 関東では「マック」らしいよ。

Y: どっちが正しいんだろう?英語だし、本場の発音をアリエル先生に聞いてみよう!

(SE:ピピューン!移動の効果音)

T: Hello, Ariel! How are you?

アリエル: I'm good!

Y: マクドナルドの正しい発音を教えてください!

アリエル: McDonald's!

全員: おおー!かっこいい!せーの!

全員: McDonald's!

T: ついでにフライドポテトは?

アリエル: French fries!

Y: 和食の話題から英語の勉強になっちゃったね。

Z: 僕はこれからかっこよく「McDonald's」って言うように頑張ります!

Y: ということで、今週も頑張りましょう。おいしく食べて、はい、Zくん!

Z: 楽しく食べて、はい、Tちゃん!

T: 食べた後は……

全員: 奥の歯の裏まで、しっかり丁寧に磨きましょう!See You Tomorrow!


解説とICT活用のポイント

この放送の隠れた主役は、AIキャラクターの「オーレン」です。

1. 音声読み上げソフト(TTS)の活用

タブレット端末やPCの「読み上げ機能」にあらかじめセリフを入力しておき、放送のタイミングで再生します。少し機械的なイントネーションが、かえって「ロボットらしさ」を演出し、低学年の児童たちは「放送室にロボットがいる!」と大喜びしてくれます。

2. 児童のキャラクター×デジタルの融合

児童たちの自然な掛け合い(漫才風)の中に、AI音声による解説が入ることで、番組にメリハリが生まれます。

3. 身近な疑問から文化比較へ

「しらたき」という食材から、関東・関西の文化の違い、そしてALTによる英語発音へと展開し、給食時間を豊かな学びの場に変えています。

ICT機器を活用することで、放送委員の負担を減らしつつ、よりエンターテインメント性の高い食育放送を作ることができます。ぜひ先生方の学校でも、オリジナルのAIキャラクターを誕生させてみてください。

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