【小1音楽】「すずめ」と「こぶた」で迷子にならない!音の長さ(アーティキュレーション)を楽しくつかむ聴き取りゲーム
はじめに:教科書の「あのページ」で困っていませんか? 先生方、1年生の鍵盤ハーモニカの指導で、動物の鳴き声をまねて吹く場面、どう指導されていますか? 「すずめは短く」「こぶたは長く」……教科書にはそういったニュアンスが示されています。しかし、いざ授業をしてみると、「先生、こぶたってどれくらい長いの?」「すずめだけど、ゆっくり鳴く時もあるよ?」なんて、子どもたちの反応がバラバラで、指導に迷われることはないでしょうか。
なぜ子どもたちは混乱するのか?~イメージと演奏のズレ~ 実はこれ、全国の先生方が抱えている悩みなんです。 「短く」「長く」という言葉や動物のイメージは、子どもによって千差万別。共通の基準(テンポ感や音価)がない状態で「イメージ通りにやってごらん」と投げかけても、子どもたちは迷子になってしまいます。結果、なんとなく吹いているだけになってしまいがちです。
解決策:感覚を「見える化」する聴き取りゲーム! そこで、子どもたちが迷わず、直感的に音の長さを理解できるゲームを作りました! 難しい理屈は抜きにして、「一定のテンポ」の中で音の形を聞き分けることに特化したゲームです。
ゲームの概要とねらい このゲームのポイントは、子どもたちが演奏する前に、まず「耳で判断する」ステップを踏むことです。
- 「ちゅんちゅん」(スタッカート):短く切る音
- 「ぶうーー」(テヌート):音を保って長く吹く音
- 「きっきっ」(アクセント的):鋭く短い音
🎵 おとの ながさ くいず
🎉 ぜんもん
せいかい!
このゲームが鍵盤ハーモニカの演奏につながる理由 このゲームで「音の長さの共通イメージ」が定着すると、鍵盤ハーモニカを持った時の指導が劇的に変わります。 「さっきのゲームの『ちゅんちゅん』みたいにふいてみよう!」と声をかけるだけで、クラス全員の音がピタッと揃うようになります。 まずは耳と体でリズムを感じ、その後に指先へ。この順序が1年生にはとても大切なのです。
おわりに:楽しみながら「音の表情」を育てよう 「アーティキュレーション」なんて難しい言葉は必要ありません。動物たちと一緒に遊んでいるうちに、自然と「音には長さや表情があるんだ」と気付ける。そんな授業の一助になれば幸いです。ぜひ、次の授業で試してみてください!

