【PC増設】SSDの挿し口が見当たらない!?巨大なGeForceの裏側に潜む「ラスボス」と、頼れるAIアシスタントの話
届いたのはいいけれど、開けるのが怖い。
動画制作やクリエイティブな趣味をお持ちの方なら、誰もが一度はぶち当たる壁。それが「ストレージ不足」です。私も例に漏れず、赤いバーが表示されたドライブに別れを告げるべく、新しいSSDをポチりました。
日本の物流は優秀です。注文した翌日には手元に届くのですから。しかし、そこで私はハタと立ち止まりました。 「……これ、私が取り付けるんだよね?」 PCのサイドパネルを開ける「開腹手術」は、何度やっても独特の緊張感があります。精密機械の塊を前に、深呼吸をしてドライバーを握りました。
「隠しダンジョン」はグラボの裏に

意を決してPC内部を覗き込んだものの、ここで第一のパニック。 「SSDを挿す場所がない」 マザーボードのどこを探しても、M.2スロットが見当たらないのです。冷や汗をかきながら構造をよく見ると、そこにはPCゲーマーやクリエイターの憧れ、GeForce(グラフィックボード)が鎮座していました。
なんと、目的のスロットは、この巨大なファン付きの塊の「裏側」に隠れていたのです。 「え、これを外すの? この高そうなやつを?」 SSDを挿すだけだと思っていた作業が、急に大掛かりな分解作業へと変わった瞬間でした。

困ったときは、AIという名の「執事」に聞く
巨大なGeForceを外すといっても、どのネジを回せばいいのか、ツメはどこにあるのか、力任せにやってバキッといったら終了です。 そこで私が頼ったのが、GeminiやGPTといった「AI」たち。
スマホでPC内部の写真を撮り、「これの外し方教えて! ネジどこ?」と画像を送信。すると、 「そのファンの下にあるラッチ(留め具)を押し下げながら、裏のネジを回してください」 と、まるでベテランの整備士が隣で覗き込んでいるかのように的確に教えてくれるのです。

「そこそこ、もうちょい右!」なんて声が聞こえてきそうなほど(笑)。この「傍らに詳しい人がいてくれる安心感」のおかげで、震える手も少し落ち着きました。
忘れちゃいけない、もう一つの重要任務
さて、GeForceの巨大な壁を乗り越え、無事にSSDをスロットに装着する準備ができて「ミッションコンプリート直前!」と叫びたいところですが、実はもう一つ、避けては通れない大切な作業が残っていました。
それが、「ヒートシンク」の取り付けです。
爆速でデータを読み書きするNVMe SSDは、その代償として結構な熱を持ちます。そのまま使っていると、熱で性能が落ちてしまう「サーマルスロットリング」が起きかねません。大切なデータを守り、パフォーマンスを維持するためには、この小さな金属の鎧が必須なのです。
いざ、装着! 小さな巨人たち
まずは準備から。こちらが今回取り付けるSanDisk製のSSDと、それを冷やすための専用ヒートシンクです。どちらも小さいですが、PCの性能を左右する重要なパーツです。
そして、両者の間を取り持つ重要なアイテムが、この黄色い保護フィルムの下にある熱伝導シート(サーマルパッド)です。これをSSDのチップの上に、空気が入らないように丁寧に貼り付けます。
次に、ヒートシンク本体の裏側にある保護フィルムも剥がし、先ほどシートを貼ったSSDと合体させます。
ずれないように慎重に…。この作業、地味に緊張します。位置が決まったら、専用のクリップやネジでしっかりと固定します。
横から見るとこんな感じ。これで、SSDは冷却の鎧をまとった完全体となりました。










秘密基地に収まった頼もしい姿
そして、いよいよマザーボードの所定の位置へ。GeForceの裏側という「秘密基地」に、ヒートシンク付きのSSDが収まった姿は、なんだかとても頼もしく見えます。

これで、長時間の動画書き出しも安心して任せられます。小さなパーツひとつでPCの安定性が変わるなんて、やっぱり自作の世界は奥が深くて面白いですね。
皆さんもSSDを増設する際は、ぜひヒートシンクの装着も忘れずに! それでは、今度こそ本当に、快適なPCライフを!
再起動の瞬間、そして安堵
無事にGeForceという名の巨壁を取り除き、SSDを装着。そして再びグラボを戻す作業。 「元通りの形に戻ったのか?」「余ったネジはないか?」 そして何より、「電源ボタンを押して、ちゃんと画面が映るのか?」
この一瞬の緊張感こそ、DIYの醍醐味かもしれません。 ファンが回り出し、いつものデスクトップ画面が表示されたとき、思わず「よしっ!」と声が出ました。
一度やってみれば、「なんだ、意外とできるじゃん」と思えるのが不思議です。音楽制作も、DIYも、最初は誰だって「自分には特別すぎる」と感じるもの。でも、今はAIという最強のサポーターもいます。 もし皆さんも、PCの容量不足や「やってみたいこと」に足踏みしているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。その先には、ちょっとだけレベルアップした新しい自分が待っていますよ!



